イタリア買い付け道中記 2019冬 その7

Modena:モデナからいくつか山を超えていくと辿り着くのが
Pavullo nel Frignano:パヴッロ・ネル・フリニャーノ。

パネットーネのValter:ヴァルテルの店を目指して雪が
ちらつく中、クルマを走らせました。

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まずは恒例の朝ごはん。
ジャンベルラーノはパネットーネだけでなく、小さな
焼き菓子やチョコレートも抜群の美味しさなのです。

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彼の店であれこれと顔つきつけて一通り話をした後、彼の店で
別の生産者と待ち合わせることにしました。

その生産者は、ヴァルテルが私に紹介してくれた長期熟成を
得意とするパルミジャーノ・レッジャーノの生産者です。
長期熟成、何と12年!12ヶ月じゃないです、12年、
つまり144ヶ月!

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実は過去に一度この生産者に会っているのですが、正直なところ
パルミジャーノ・レッジャーノの“らしさ”が感じられる
熟成期間って24~36ヶ月くらいが適当だなぁと感じていたので、
最早これはパルミジャーノ・レッジャーノとは言えない、
だからそれほど興味深いものではない、ということで
あまり気が乗らなかったのです。

でもその後、彼らの事を調べていくうちに「待てよ」
となったのです。


パルミジャーノ・レッジャーノには、それぞれの違いを
表現する要素があります。

一つは熟成期間、そしてもう一つは標高です。

パルミジャーノ・レッジャーノ自体、作られる場所の殆どが
丘陵地ですが、その中でも標高600mを超える山間部で
作られたものをmontangna:モンターニャと呼び、
高値で取引されます。
空気の綺麗なところで育つハーブを食べた牛から取れる
お乳の方が良いチーズを作れるから、という理由です。


そういう意味でこの生産者はまさにmontagna:
モンターニャです。
なので今回彼らの工房を訪ねてみようという事になったのです。
ヴァルテルの店のある場所でもそこそこに雪が積もって
いましたが、ほんの数分で着くというその工房までの道のりで
一気に景色が変わってしまいました。
もう一面銀世界。いやはや、もう殆ど山の上みたいな場所です。

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話をしてくれたのはGiovanni:ジョヴァンニ。
小規模ながらも細やかに気配りされた工房や搾乳スペースの
清潔さに驚きました。
軽い興奮を覚えながら彼の説明を聞いていると、話はこの場所の
環境に及びました。

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良いチーズは良い乳からなり、良い乳を得るには良い牧草と
あいなるわけです。
この高地にある彼らの牧草地には1平方メートルあたりに
65種類ものハーブが自生しているそうです。

さらにこれらの牧草は適切に刈り取ってから
 ・夏場のフレッシュな青草
 ・天日で3日間干したもの
 ・1日間天日で干し、その後室内に入れてから窓を空けて
  新鮮な空気を入れつつ干したもの
に分けてストック。

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正直なところ、そんなに違いがわからないなぁと思うフシも
無いでは無いという感じでしたが、それはつまりそれほど
デリケートな管理をしているということなのでしょう。

話の途中、敷地(といっても山間の急な坂道が多かった)を
自由に歩き回っている牛の姿が見られました。
こんな寒い時(雪の中)でも歩き回る逞しさは何とも素敵です。

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さて、こんな風に食べ物に気を使ったもらったタフガイな
牛さん達から出るお乳で作られるチーズは長期熟成に耐えうる
体躯を持っているのでしょう。
最長で144ヶ月という長きに渡る熟成期間は、一体どんな風にして
確認しているのだろうか。
そんな質問には至ってシンプルな返事が返ってきました。


同じロットのチーズを確認のため、毎年1個ずつ割ってみて
直接確認するのさ。


えぇ、至ってシンプル極まりない。
いいじゃぁないですか。
段々と興味が深まってきました。
勿論、想像を絶する長期熟成のパルミジャーノ・レッジャーノ
それ単体として興味深いものです。
でも寧ろそれ以前に長期熟成を可能にする“素”のパルミジャーノ
・レッジャーノそのものに興味が移ってきました。

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敷地内にある自宅に入れてもらい、薪を焚べた暖炉で温まりながら、
あれこれと話を聞いているうち、食品のトレーサビリティとして
申し分の無いこの生産者ともう少し付き合ってみたいと
思うようになりました。

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パルミジャーノ・レッジャーノというチーズに出会ってから
何年も経ち、その間積み重ねてきた自分の知識や経験は、
否むしろ、ひょっとして、自身を頭でっかちにし始めたのかも
しれない。


この仕事を始めて間もない頃に先人に教えていただいた言葉を
思い出します。
同じと思っているものでも何度も足を運んで見なさい、と。
私はまだまだ、なんだなぁ。  


次回に続きます。

コロンバ入荷しました!

Pasqua:パスクア(イースター)のお菓子、Colomba:コロンバが入荷しました!

 

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パネットーネで大人気のジャンベルラーノのコロンバです。

材料、作り方はほぼパネットーネと同じですが、平和の象徴と言われる「鳩」の形をしております。

チョコレートタイプはご予約で完売しましたが、プレーンと洋梨&チョコはまだご用意ができます。

ご注文お待ちしております!!

 

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https://www.piatti.jp/SHOP/189457/189464/list.html

どうぞよろしくお願い致します。

イタリア買い付け道中記 2019冬 その6

前回書いたレンタカー一件真っ最中に訪ねた先は今回かなり重点を置く
生産者でした。

Culatello di Zibello:クラテッロ・ディ・ズィベッロは、そ奥ゆかしい香り
複雑で変化に富む味わいは古来より人々を魅了してきた知る人ぞ
知る逸品です。

名産地とされる場所がパルマ北西部、ポー川沿いにある付近で、
現在8つ
村(Busseto:ブッセート、Polesine Palmense:ポレージネ・
パルメンセ、
Zibello:ズィベッロ、Soragna:ソラーニャ、Roccabianca:
ロッカビアンカ
San Secondo:サン・セコンド、Sissa:シッサ、
Colo
rno:コロルノ)をクラテッロ・ディ・ジベッロ D.O.Pとして認定し、
22
生産者が作っています。

今回訪ねたは、Colorno:コロルノにある生産者。
以前、一度訪ねて買い求めたことがあり、美味しいクラテッロを作る生産者とは
認識していたも、まさか自分で輸入を考えるとは思っていなかった
それより進んだ話はしてきませんでした。

ところが数年後、知人がそこに勤めだし、にコンタクトを取ってきたです。
Ilaria:イラリアさんというそ女性は以前パルマでオリーブオイルを扱う会社
在籍していてそ
際に知り合い、日本見本市にも何度か来ていたこともあり
何度も会話した仲でしたで、

「コージ、いまこ会社(クラテッロ・ディ・ズィベッロ)にいよ。
 あなた、クラテッロに興味は無い?!」

みたいな気楽なメールが舞い込んできて

「そうなんだぁ!丁度気になっていたところだったでラッキーだ
 出来れば
近々伺いたいんだけど・・・」

「あぁそりゃ良いね!いつ来る?」

「来週。」

「え?!そりゃまた近々ねぇ・・・えっとスケジュール見てみるわ。」

という風なやりとりを経て訪問とあいなったわけです。
そんなわけで件レンタカー事件があった際にも

「ちょっと問題発生で行くが遅れるけど必ずタクシーかなんかで
 駆けつけるから!」

と電話したら

「へぇーそりゃ災難ね!いいよ迎えに行くよ!」

みたいな感じで何かこう、張り詰めていた緊張感も解けてきた感じになって
ありがたいもんです。

パルマ駅前からタクシーに乗っても30分ほどで着く場所なわざわざ
迎えに来てもらうも何なでサクッとタクシーで到着。

もう夕刻になっていて従業員方々は帰り支度最中でしたが、彼女は時間を
空けて待っていてくれました。
いやぁ、すまんぉーって感じでしたが、知人であるということはこんな時
心強いもです。

地下にある熟成庫は当然ながらカビ匂いで一杯ですし、ダーッとぶら下がる
ラグビーボールような形クラテッロはどこかしらエイリアン卵に似た
ような感じがあって異様といえば異様です。

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とはいえ、これがあ複雑な味・香りを醸し出す大変高価なクラテッロかと
思うと感慨深いもがあります。

Prosciutto di Parma:プロシュット・ディ・パルマパルマハム)
生産地とほど近いところで作られるため良く比較されますが、随分と異なる
部分が多いです。

まず、原材料はパルマハムが豚もも肉そであるに対し、
ラテッロ・ディ・ズィベッロは豚もも肉うち、

「お尻側に近い太もも後側と内側にある筋肉束」

を使います。かなり限定的ですね。
次に肉に塩をしていく工程は同様ですが、そ後がまた異なっていて、
パルマハムは乾燥させていくに対し、クラテッロ・ディ・ズィベッロは
使用する部位が肉そで皮が無いため、豚(又は牛)膀胱皮で包み、
亀甲に縛り、それをさらにカビさせていくです。

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同じパルマといっても、山間風を利用して乾かしていく生ハムとは異なり
川沿い低地という湿度高いところでは乾かすどころかむしろカビてしまうです。

しかしこカビが肉を発酵・熟成させ、得も言われぬ旨味を醸し出すあたりは
まるで鰹節ようでもあります。

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説明に加えて試食もさせてもらいました。

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クラテッロは個体による違い、小さいながらも部位による違いが相当にあり

「複雑な味や長い余韻」

は毎度かなりヴァリエーションがあるです。
毎日ように店頭でスライスしているとつくづくそう思います。

で熟成が違うとかだけではない、そういう部分緻密さが感じられるかが
にとっては興味深い点でした。
試食というはそういう奥底にあるアベレージに思いを馳せる難しさがある
ですが、今回はそ点でとても良好で、欲しいぁコレと思うに至りました。

肉類輸入は輸出入者双方に認証手続きが煩雑であり、また検査に係る手続き
コストを受け入れないといけない
にとってはかなりハードルが高い
だなぁと思っているですが、一方でが生産者と話をしながら直輸入している
商品
ような「近さ」をこ難しいクラテッロだからこそ感じたいなぁと。

短くも満足感高い訪問となりました。
レンタカー件で頭も混乱気味でしたが、そ一部ではこ満足感に満ちた
部分もあって、たいそう疲れてしまい、宿に戻ったら意識を無くすごとく
爆睡してしまったでした。

p.s.現在、こ生産者クラテッロ・ディ・ジベッロを輸入すべく準備中です。

次回に続きます。

イタリア買い付け道中記 2019冬 その5

一路Padova:パドヴァへ。
スイスイ走って約二時間
事前にコンタクトを取っていたハム・サラミ類保存袋会社へ。
自分とはあまりにスケール違う大きな会社なで果たして少量を売ってくれるか心配だったけど
マァマァなんとかなる・・・かなぁ

 

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程なく話してまずはパルマへ。
高速すっ飛ばしてさらに二時間程。
途中パーキングエリアに車を停め、ロレンツォお弁当を食べる。

 

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昨日リブとチキンローストとポレンタが抜群。
がっつり頬張って一気に完食。
エネルギー充填完了でさらに張り切って飛ばす。

凄い勢いで燃料が無くなっていき、パルマ手前でガス欠になりそうだったで慌てて給油。
なんかディーゼル軽油が入りにくい。
入れようと思っても拒絶される感じ。
車内表示もディーゼルともガソリンとも書いてないなぁ・・・
でもイタリアレンタカーって「普通は」ディーゼルだよなぁ・・
これまでもいつもディーゼルだったし・・・


・・・不安。

そうはいってもガス欠は困るからむりくりちょっとだけ入れる事に
もしかして入れ間違い??
いやぁ、借りる時にディーゼルだったと・・・思ったけど。
そう言やぁ「これ新車だから!」ってザックリ鍵渡されただけで、
細かく確認はしなかったしなぁ・・・
といってノッキングもしてないしなぁ・・・
なんか嫌な汗がたらたら出てきた。

あれこれ考えながらもホテルへ到着

とりあえず荷物を下ろしてチェックインをすませ、身支度整えて訪問先へ
行くべく駐車場に戻る。

と、エンジンが掛からない。

 

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不安が的中。
何度やってもいろいろ試しても駄目。
エンジンが掛からないっ! ヤバイっ!
嫌汗がどっと吹き出す。
アポイントもある事なで不安一杯ながら車は諦め、タクシーを使う事に。
幸い、アポイント先は面識ある生産者だったで状況を理解してくれた。

今回旅でも大切な訪問なで不安は一旦棚上げして頭を切り替える。
訪問先で話はまた次回に。

この生産者と夕食を共にして、ホテルまで送ってもらう。
ホテルに戻った
は夜遅く。
一息ついてレンタカーロードアシスタンスに電話。
事情を説明するも、眠そうな感じで

「道端で止まったなら向かいますが、そうでないなら明日またコール・ミー」

みたいな事を言われてしまう。
ううむ、悶々とした感じで寝る・・・しかないか?!

不幸中幸いながら、駅直ホテル地下駐車場であり、翌日は土日
特に
これといった予定を入れていなかったで、車が無くても何とかなる
状況にあったこと。

とはいえ、現状とこれから段取り上でレンタカー会社と話が
複雑になる場合を想定して、パルマ在住の知人に連絡を入れる。
これは友人としてではなく、業務として依頼する可能性がある事を告げると快諾
少し気持ちが落ち着く。

業務開始時間を待ってロードアシスタントへ電話。
電話口男性は優しく明瞭にステップを踏んでいく。

「おお、心地よいサービスではないですかっ!」

自分イタリア語力拙い説明でも理解しながら
carroatrezzi:カッロアトレッツィ(っていうんだ!ふうぅん):レッカー車
手配をしてもらい、パルマ営業所に代車手配段取り。

土日は最悪無くても大丈夫だけれど月曜早朝からアポイントがある
月曜の営業開始時間では間に合わないと伝えると、何とか本日中に手配すると事。
対応は明快で真摯で心強い。

何度か電話やり取りをするも、土曜日は午前中営業でギリギリな
最悪自前営業所が駄目でも他を探すで心配しないでくれと

す、素晴らしい!

そうこうしているうちに、レッカー会社から電話。
駅前ホテルで地下駐車場なで説明もしやすく助かった。

そうそう携帯電話、いつもイタリアでSIMカードを買うですが
もう通話無しでメールやネットが出来るだけで良いかなぁ・・・なんて
思いつつ何時も“仕方なく”通話もつけていたですが、今回こんな事があって
やっぱり通話できるようにしていて良かったなぁつくづく。

数分でレッカー車到着。
誰ですか?!イタリアは時間がかかるなんて言ったは!

ロビーであれこれやっていたところ、どうしたかとフロント々も
気になって声をかけてきてくれた。
事情を説明すると

「ありゃぁ、それは大変ですね!何かお手伝い出来ることがあった
 お申し付け下さい・・・というか言って言って!」

ありがとうと礼を良い、地下駐車場であれこれ試す。
でもエンジンは最早うんともすんとも言わない。
ある程度してメカニック人も諦めたようで、今度は牽引クルマを呼んで待つことに。

結局燃料入れ違いというが原因だっただけれど、借りた時に
レンタカ
ー会社に貰った書面を見てもらうと、それがかなり見辛い
書面である事は同意し
てくれた。

 

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借りる時に何も言われなかっとはいえ、も確認しなかった事だし、そもそも
書面にサインしてある以上、法的に自分が苦しい立場にある事は変わりない。

「まぁでも今説明してくれた事は事実として主張はしておいた方が良いよ」

とメカニック。
そうだよなぁ~。

まぁそ修理程度如何でかかる金額に違いがあるだろう事は容易に想像。
正直、毎日クルマを運転していて、クルマ好きでもある自分がこんな
イージーミスをした事自体驚きと恥ずかしさで一杯になる。

粛々と進む仕事ぶりに感心しながら彼らと世話になったクルマを見送る。

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ロビーに戻るとフロント人達が

「どうだった??」

と聞くで諸々説明すると

「そうなんだぁ、大変だったね。で、代車はどうする
 あ、営業所行くね、どうやって?あ、タクシー?
 じゃぁ呼んであげるわよ!」

なんて具合に何かこうとってもアットホームでフレンドリー。
営業所まではタクシーで20分もかからずに到着。
パルマ(大きな街)で良かったね。
これが小さな村だったらもっと大変。

申請書類にはつらつらと事経緯を書き記し、一応ながら自己主張
窓口ではハイハイとテキパキ事務処理してささっと代車を用意。
さっと代車が用意出来るほどキャパで幸い。
パルマ(大きな街)で良かったね。
これが小さな村だったらもっと大変。


で、何事もなくホテルに戻る。
はぁ~とりあえずこれでまずは一件落着。
請求が怖いけれど、これで兎に角一件落着。

ロビーでは

「お帰り!」

なんて具合にフロント人達が言ってくれたで、これはもうチップって
感じではないで一旦お礼を言って部屋に戻り、道中に買ったクッキーを
どさっと持って降り、

「これ、皆で食べて下さい。」

と差し上げる。

ほどなく、パルマ在住知人がホテルロビーに来てくれた。
結果的にこれまでステップでお世話になることは無かったけれど
もしも時に頼りになる方がいる、という気持ち上で安心感は図り知れず
さらに顔見て安心したか、一気呵成に今まで事柄を喋る倒す。

やっぱり日本語で話すって楽ちんなね。

話すうち、徐々に自分ストレスが開放されていくがわかる。
改めてお礼をしてわかれる。

ホント、
パルマという大きな街で良かったね。
ホテル地下駐車場まで来てから止まって幸いだったね。
駅直ホテルで良かったね。
土日でアポイントが無くて良かったね。

長い一日でした。
長文駄文すみません! 

次回に続きます。

イタリア買い付け道中記 2019冬 その4

Udine:ウーディネを起点にしてほぼ毎回訪ねるところがあります。

1つ目はMAION:マイオンというワイナリー。

Claudio:クラウディオがつくるRibolla Gialla Spumante:
リボッラ・ジャッラ・スプマンテはもうPIATTIでは無くてはならない定番です。

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地場産名物でもあるサンダニエーレ産生ハムと相性はやはり素晴らしく、
強いて言えば調子に乗って飲みすぎてしまう恐れがあくらいなもしか
欠点が無いではと思うワインです。
勿論、彼が作る他ワインも良いもがあるで、彼を訪ねては、
今年はこんな感じなんだよね、というワインをいろいろと試飲してあれこれ喋る、
という感じです。

ところを訪ねると、いつも誰かが席を温めているという具合で、
ワインもさることながら、彼人柄も素晴らしいです。

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2つ目はDri:ドゥリィというワイナリー。

MAIONもそうですが、Colli Orientali del Friuli:コッリ・オリエンターリ・デル・
フリウーリという、隣国スロヴェニアを背にした丘陵地はイタリアでも有数
白ワイン名産地として知られていて美味しいワインをつくる生産者が沢山います。
ワイナリーは特にデザートワインとして名高いPicolit:ピコリットや
それより少し軽めRamandro:ラマンドロというワインを世に出していて
それがまた良いんです。
昨年彼らを訪ねた後、偶然彼らが日本ワイン試飲会に出展していたもです
から一緒に御飯食べたりなんかして親睦が深まってきたです。
そんな事もあって今回訪ねた際には何かとスムーズに進みました。
はまだワイン輸入ライセンスは持っていないで現時点ではどうにも
ならない部分がありますが、お目にかけたいワインです。

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3つ目はOsvaldo:オズヴァルドというハム造り手。

家族4人で作る、少しスモークがかった生ハムはまさに絶品。
生産量少なさと殆どが地元Cormons:コルモンス村周辺にしか出回らない
ために幻、と称される逸品です。
サン・ダニエーレが世界的に知られているフリウリですが、こズヴァルド
はじめ、Saurys:サウリス村Wolf:ウォルフもスモークがかかって大変美味な
生ハムを作っています。

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こうしてみると、シチリアエミリアロマーニャと並び、いつ間にか
フリウリ・ヴェネツィア・ジューリアという州も随分と細かく歩き回っている
事になります。味覚感覚近いイタリア知人という強力な助けを借りて
どんどんとそ奥深さにハマっているようです。

輸入ライセンス問題や肉類輸入手続き煩雑さやコスト問題などがあって
なかなか直ぐにお目にかける事ができないもどかしさもありますが、それ以前に
彼ら殆どが小規模生産者であり、日本へ輸出許可を持っていなかったり、
輸出そに興味を持っていないことも往々にして在るです。

でも、というかだからこそ、直接自分が足を運ぶ意義がありますし、そうした
逸品達を目当たりにする事でそ背景を垣間見ることができ、そ積み重ねが
自分口から出るお客さんへ言葉説得力に繋がっていくと信じます。

いよいよ明日はフリウリ・ヴェネツィア・ジューリアともお別れです。
向かうはエミリアロマーニャ
ロングドライブが待っています。
そして・・・やっちまいました。

次回に続きます。

イタリア買い付け道中記 2019冬 その3

Udine:ウーディネ友人宅に数泊しました。
間、自宅に友人を招いてパーティやったり、風光明媚な村に連れて行って
もらったり、ワイナリーやハム工房にレストラン等々、短い時間にてんこ盛り
もてなしをしてもらいました。

 

あぁ、ありがたや友情なり。

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間にいろいろな事を話すわけですが、今回折に触れて気になっ
オリーブ事です。
あれ、こんなとこにもオリーブ木があるんだぁ・・・なんて最初は軽く
気になった程度だったですが、ちょっと突っ込んで聞いてみると
これまた面白い事に。

今回はそんな話です。

Friuli:フリウリという地名ががユリウス=カエサル=シーザーに
由来していた
なんて今更ながら驚きでした。

アドリア海最も奥まったところにある港を有するこ地域は往時でも
重要な
物流起点として機能していたようで、そうなるとワインと
オリーブ
オイルを盛んに生産する需要もあったと事、なるほど。

とはいえフリウリという寒い地域でオリーブオイルなんてピンとこなかったし、
小麦が生育せずトウモロコシやそば粉が主な炭水化物として使われている
見ると、まさかねぇ・・・という感じでした。


しかし、こ地域を襲った1928年凍害と1976年地震影響は大きく、
オリーブ収穫においては壊滅的な被害となったそうです。

ワインについてはcolli orientali:コッリ・オリエンターリという名産地が
ありますから、こ辺りは山間丘ですから地盤としても頑丈だっかなと
想像します。

で、オリーブ生産者はそ時代背景もあったでしょうが、新たに借金して
耕し直すよりも都会に働きに出る事を余儀なくされたという話を聞きました。

それがここ10年ほど間に地元に戻る、あるいは地元から出ずに
土地
農産物を売り出していこうという者が現れ、またそういう事が
良しとされ
る風向きになってきた結果、オリーブオイル生産が
芽吹いてきたと
事です

折しも、つい2ヶ月ほど前にプーリアに赴き、Antonio RAGUSO:
アントニオ・
ラグーソに最新機材や手法、鍛錬を重ねる取り組み等々を
耳にし
た後では、正直いってこフリウリで試みはまだまだヨチヨチ歩き
ような感じすらしましたが、どこであれ自然脅威にめげず、自然恵みを
得よう
とする情に変わりはなく、熱いもを感じました。

フリウリという北端、事ですが、友人達と過ごすうちに重ねる言葉も増え、
尽きない興味
奥深さにまたずぶずぶとハマっていくようです。

 

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次回に続きます。

ジャンベルラーノのコロンバ、ご予約受付スタートです

Pasqua:パスクア(復活祭、イースター)はキリストの復活を祝う祭りで、
イタリアにとって大切な祝日です。
毎年日付が変わる「移動祝日」と呼ばれ「春分後最初の満月の後の日曜日」が
パスクアとなり、今年は4月21日です。

イタリアでこのパスクアの時期に頂くお菓子がColomba:コロンバで、
形が違う(鳩の形)だけで、材料・作り方・お味はパネットーネと同じです。

クリスマスのパネットーネとパスクアのコロンバ、1年に2回の
ジャンベルラーノのお菓子をどうぞお楽しみくださいませ!!

今年のコロンバは、以下の3種類のご用意となります。

■コロンバ・スパツィアーレ(プレーン)
 ドライフルーツが入ったノーマルタイプです。
 

■コロンバ・プローニア(チョコレート)
 チョコレート生地のコロンバに、チェリーとチョコチップが入っています。

■コロンバ・ペラヴァッロ(洋梨&チョコ)
 プレーンのの生地に、洋梨とチョコチップが入っています。

サイズはすべて1kg、価格は6800円(税別)となっております。

価格につきましては、心苦しいのですが少々値上がりしております。
コロンバはパネットーネに比べて輸入量が少ないため、どうしても
一個あたりにかかる輸送コストが高くなってしまうのです。
ご理解頂ければ幸いです。

入荷は、3月末~4月初旬を予定しております。

ご希望の方は、メールまたはお電話にて、お名前・電話番号・ご希望の種類・
数量をご連絡下さいませ。
もちろんご来店時でも大丈夫です。

なお、ご予約受付は、2/28(木)までとさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。

 

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